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■「暴走理事長に対して組合員の総会招集権で対抗する」
アドバイスをさせていただいた300世帯弱の団地型のマンションで起こった話です。
標準管理規約の第44条の組合員による総会招集権を使って、1/5以上の組合員の 連名で、臨時総会の開催を要求して、管理組合総会で決まった配管劣化診断調査 の実施をせまりました。
築40年近い、大型マンションですが、床下の専有部の給排水配管が、下階の天井 裏を通っているタイプのマンションです。
昔のマンションでは、この構造があったのですが、下階の協力がないと、専有部 の判断だけでは配管の更新が出来ない構造になっている例です。
ブログに構造が出ているので、ご覧になってください。
それにしても、マンション管理組合の総会での議決事項を守らなかった暴走理事 長は、いただけません。
無事に今期で辞めてくれる予定だそうですが、最後まで話し合いが出来ずに、噛 み合わないままの退任となったようです。
興味ある方はご覧ください。
■マンションの長寿命化
築40年くらいのマンションは、長寿命化するかどうか、組合員で話したほうがよ いですね。
ここで言う長寿命化は、100年程度です。
60年でマンションを解体するならば、延命措置や、漏水時に都度対応で良いかも しれません。 しかし、長寿命化するという事であれば、床下の専有部の配管も交換しないと中 古市場で選ばれるマンションにはならないでしょう。
300世帯弱の団地型のマンションも、今後、劣化診断調査、その後に給排水管の 更新まで大変だと思います。
数億円の工事になりますので、合意形成できるように今後も応援したいと思います。
水曜日も終わりました。週末までがんばりましょう!
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